2016年6月22日水曜日

第1回きらり館トーク開催しました ゲスト:伏木ミサ子さん(更生保護女性会代表)



本日、きらり館主催の「第1回きらり館トーク」を開催しました。講師は野木地区更生保護女性会代表の伏木ミサ子さん。「更生保護女性会」とは、なかなか聞きなれない言葉だと思いますが、駅のコンコースに活けてあるお花で名前を見たことのある方はいらっしゃるかもしれません。今日は、「社会はみんなでつくり、みんなで支えあっていくもの」をテーマに、更生保護女性会の活動についてお話しくださいました。簡単にまとめると、「更生保護」とは、法務省や保護司との連携によって次のような活動をして、地域内で人々が支えあって暮らしていけるようお手伝いするボランティアなのだそうです。

・安全な社会のため、犯罪や非行をした人の立ち直りを支える取り組み
・「立ち直りを支え、再犯を防ぐ」ことが地域の安全を守る
・地域の安全をまもるには、「地域のチカラ」が必要

伏木さんは大変気さくで、積極的な方で、6年前に更生保護女性会に入会して間もなく野木地区の会長の座を率先して引き受けたのだとか。研修会にも積極的に参加して学び、更生保護女性会ができることがあれば快く引き受ける、母性に満ちた素敵な方でした。

トークの最後40分ほどは、コーヒーを飲みながらのとても和やかな雰囲気になり、参加者一人ひとりに感想を聞かせていただきました。一部を下記に抜粋しておきます。


「野木の子どもたちはとても恵まれた環境で育っているが、高校になってデビューしちゃう子がいる。犯罪グループに巻き込まれないよう、年齢に関係なく子どもたちをずっと見守る必要がある」

「親戚が保護司をしており、子どもの頃から話を聞く機会があった。改めてどのような活動か知りたいと思い参加した」

「機会があって、出所して会社勤めをしている人に話を聞くことがあったが、(非常に厳しい現実に直面しているので)彼らの本音をぜひ聞いてあげて欲しい」

「子どもの教育に携わる仕事をしてきたので、犯罪を犯す前に子どもたちを守っていかにといけないと思う」



カフェスタイルで和みましたよ~


お手製の枇杷ゼリーの差し入れも♪


キュウリの漬物まで!



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